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将来、いったい何の役に立つの?

今日の朝日新聞の「天声人語」に面白い話が載っていました(大体いつも面白いのですが)。

数学が苦手な人は「なんでこんな勉強をするのか。将来、いったい何の役に立つというのか。」という疑問を抱くが、「役に立たない、というのは、価値がないということではない」「大切なのは何かを深く考えること。」と言うことが書かれていました。

私は小学生の頃、算数が苦手でとにかく嫌いだったのですが、中学生の後半くらいから急に面白くなってきて「なんでこんなことをするのか?将来何の役に立つのか?」などとは一切考えずに、ただ面白いから問題を解いていました。

(「なぜ数学を解くのか」ということは考えずに「問題」は考えていたので、考えていたのか、考えていなかったのか、よく分かりません笑)

人間にとって「何かを深く考えること」はやはり大切だし、人生を豊かにするひとつの方法だと思います。

新聞には「すぐに成果が出ずとも、その行為がいかに尊いのかを教えられた」と言うことも書かれていました。

塾の運営は何年やっても試行錯誤の繰り返しです。時代がどんどん変わっていくとともに生徒や保護者の性質も変わっていくし、教科書の内容も変わってきます。学校での指導方法も変わっています。

時代の変化の波にしっかりと乗ることができるように、毎日「深く考えて生きていこう。」と思った次第です。